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部屋でテレビ見たり、みんなからのお祝いのメールの返事をしたり、電話したりとダラダラしていた。

ふと、窓に目をやると春の部屋の明かりがついた。

時効は22時過ぎてる。


…こんなに遅くまでバイトしてたんだ。

春も大変そうだなぁ。


そう思っていたら、春がカーテンを勢いよく開けた。

ぼーっと考えていたあたしはびっくりして、目を見開いた。

春はそんなあたしにすぐ気付いて、部屋の窓を開け何かを伝える。


「え、なに?」

なにを言ってるのかわからないあたしは、とりあえず窓を開けてみた。





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