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『おれがずずのだんなさんになる』
『しゅんがなってくれるの?』
『おれがなる!やくそくする!』
そう言って、小指を出してきた。
だから、あたしも小指を出して、春の小指と絡めた。
そして、指切りげんまんをした。
『じゅうねんごにまたゆうよ』
そう言ってくれた春の笑顔が、いつまでもあたしの胸に残っていた。
そして、春と手を繋いで家に帰ったあたしはご機嫌で、誕生日パーティーを再開した。
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