March
第1章
始まり
4月6日...
いつもより早く起きて
ゆっくりと支度をする
真新しい制服は
少し大きめで
これから新しい生活が始まるんだっておもうと
胸がわくわくした
「沙良そろそろ出るわよー!」
母の声が玄関から聞こえる
「いまいくー!」
玄関にある大きな姿見でもう一度チェック
「スカート長すぎ・・・」
一人で呟きながらスカートを2回折った
今日は私の入学式。
今日から私はこの碧成中学校へ入学する
小学校に比べて大きな校舎を下から見上げ
希望を胸に校内に入っていった
玄関に張られているクラス表に目を通す
私は1年3組だった。
小学校から仲の良い 愛美 と 拓也 の名前もあった。
「よかった。」
また独り言、仲の良い子が一人もいなかったらどうしようと内心考えていた
このときの私は 愛美 や 拓也 がいるだけで
中学校生活 楽しく過ごせるって 安易に考えすぎてたんだね。
いつもより早く起きて
ゆっくりと支度をする
真新しい制服は
少し大きめで
これから新しい生活が始まるんだっておもうと
胸がわくわくした
「沙良そろそろ出るわよー!」
母の声が玄関から聞こえる
「いまいくー!」
玄関にある大きな姿見でもう一度チェック
「スカート長すぎ・・・」
一人で呟きながらスカートを2回折った
今日は私の入学式。
今日から私はこの碧成中学校へ入学する
小学校に比べて大きな校舎を下から見上げ
希望を胸に校内に入っていった
玄関に張られているクラス表に目を通す
私は1年3組だった。
小学校から仲の良い 愛美 と 拓也 の名前もあった。
「よかった。」
また独り言、仲の良い子が一人もいなかったらどうしようと内心考えていた
このときの私は 愛美 や 拓也 がいるだけで
中学校生活 楽しく過ごせるって 安易に考えすぎてたんだね。