お前が俺に残したもの
外に出てもまだ眠そうな双子
「なんでこんな朝っぱらから…」
ブツブツ二人で文句を言う2人に
「ごめんなさい…」
申し訳無さそうに頭を下げる健気な愛華
「そっか…お前らは家でバナナが食いたいのか。丁度2つ残ってるし、お前ら庶民には良いかもなぁ」
俺の言葉に「は?」ついていけてない双子
「家にバナナしかねーの。愛華にはそんなもん食べさせられねーから、お前らが食え」
2人を見ると
「「買い物楽しいなぁ!」」
「連れてってもらえるなんて嬉しいなぁ!」
と馬鹿な事を言う
「キャハハ」と愛華も笑ってるから良しとしょう←