お前が俺に残したもの




「おかえりぐらい言えよ〜」


なんて言う春の言葉を無視し


リビングのソファーにダイブしクッションに顔を埋め軽く仮眠を取る



「ただいま」

どれくらい寝ていただろう
目を開けると目の前には
愛華


これは、夢?

寝ぼけてる俺に


「あたし…ご飯作ろうか?」



「…出来んの?」


「…多分。、、直途さんと春さんは?」



「今日は帰ってこない…」


「そっか。じゃぁ二人分作るね」



パタパタスリッパを滑らせ台所に消える愛華



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