お前が俺に残したもの




重い食卓


息苦し過ぎだろ!!


「湊!お前なんで愛華の部屋にいたんだ!」


「クラスメイトだから」

え?


「あたしと湊はクラスメイトなの」


「そっか…」

「オッサンこそ、なんで愛華といんだよ」


「それは…」

目を逸らす愛華


「…どぉでもいいけど、愛華は俺の事知ってんのか?」


「知らない…」


「…おっ!」

言い掛けた湊の言葉を遮る

「俺の口から言う」


「あっそ」


…にしても言いづらい…



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