お前が俺に残したもの
「…なっ直途さんと春さんは?」
話を変えようと愛華が俺に話題を振る
「…直はもぉすぐ結婚する女と住むからって。春も。」
「そっかぁ。直途さんも春さんも結婚しちゃうのかぁ」
「寂しい?」
「家が静かになっちゃう」
「ひでっΣ!笑」
「あはっ……ねぇ!湊、ここに住まないは?」
「え?」
「ねぇ昴さん…駄目かな?あたし湊と居たいもん」
「…」
チラッと湊を見ると
「…オッサンが嫌じゃねーなら俺はなんでも。てか、愛華といれるならどこでもいー」
「…お前ら…付き合ってんのか?」
「ちっ違う!」
バンッと机を叩き立ち上がる愛華
「ちげーよ。俺の片想い」
「…そっか…俺は構わねーよ?」
「本当?!じゃぁ、湊一緒にお風呂入ろ!」
両手を合わせ無邪気に微笑む愛華の言動に
飲んでいたお茶をまるで漫画のようにブゥーと吐く湊
「湊、きたなぁい」
「うっせーよ。てか、入んねーよ」
「なんでぇ?」
ギャーギャー喧嘩する2人を止め
「湊、部屋案内してやる」
そぉ言い愛華が風呂に行ってる間に湊を部屋に案内する