お前が俺に残したもの



もし…俺に超能力があれば…

お前の本音が聞けたのにな…


「先お風呂入るね。湊も一緒に入る?」

「入んねーよ」


「またまたぁ キャハハ」

無邪気に笑う愛華を目で追う



二人が仲いいのは良い事なのに…

どおしようもなく心が痛む
ズキズキ痛むこの痛みを俺は

なんと言うか知っている

けど…この幸せを壊したくないんだ

俺はこの気持ちに蓋をした



…手を出したらだめだと誓ったのに…













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