お前が俺に残したもの
あれから一週間経った日曜日の夜
湊が部活で帰って来ないって連絡を受けた
「湊なんて言ってた?」
「今日は帰らないって…」
「そっか。…って事は昴さんと二人きり…」
嫌な顔をする愛華に
「てめっ!!嫌な顔してんじゃねーよ!!」
「キャハハ」
愛華の頭をワシャワシャし後ろから抱きつく
愛華と二人きりになるのことは
あまりなくて
正直どぉ接していいか分からない
「そだ!昴さん…」
俺の方を向いた愛華
俺と愛華の距離はゼロ
チュッ
愛華の唇俺の唇と重なった
静かな部屋の中
時計の音が大きく鳴り響く