お前が俺に残したもの




おっさんの家についた時


家は燃えていた


全焼

目の前にはおっさんと愛華の



死体




頭が真っ白になった


え?

って

目を疑った

まさか…愛華が死ぬなんて…

俺の目の前から


この世からいなくなるなんて…

たただ立ち尽くすことしかできなかった



涙も出ない

声も出ない

何も考えられない

だって…病院にはお前を待ってる

もながいるんだぞ?

あんなに会うのを楽しみにしていたお前が…

誰よりも、もなの成長を楽しみにしていたお前が…


一度も笑顔を見ることなく



この世から居なくなるなんて…










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