モヤシ男
あっとゅぅ間に


約束の日がやってきた…。



「あー結局、爆弾作れなかったなぁ…どうしょう…」


俺は、考えた。


「あっ!ボーリングの玉でも投げつけたらぇぇか☆」

頭がいい…ぜ♪


後は、煙りがでるのを投げてたらぃぃや☆


夜8時…



約束場所に着いた。

「モヤシ男さ~ん!」

女性がやってきた…。


「こんばんは。今日は準備バッチリです。」


「そうですか…よろしくお願いします。」


「任しといて下さい。」


俺は、カバンから 黒っぽいボーリングの玉を出した。


「じゃぁ行きます」

投げようとした瞬間……


ボキっ!


ボーリングの玉って…こんな重いの…

右腕が折れた…


「ギャー」


ものスゴく痛い。



「ちょっと…モヤシ男さん!何やってんのよ!」


また怒鳴られた…


「バカじゃないの?ボーリングの玉で家が爆発するわけないじゃん!」


「すいません…」


「…依頼料は…」

恐る恐る聞いた。


「はっ?」

女性が完全にキレた。


「分かったわよ…いくら?」


「えっと…60円です。」


「安!」

そう言って俺に60円を投げつけた。
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