葱‐negi‐
それを存分に楽しんだ俺は、後部座席に人が居ない事を確認すると不満足な体を休息させる為に座席を思い切り倒した。


記憶というものは劣化すればするほど別の何かが混合し美しさが増すのかもしれない、と夢に転がり落ちる瞬間までそんな事を考えていた気がする。







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