秘密な結婚


―――翌朝…。

今日は日曜日…。


俺の胸に顔をペタリと寄せて

スヤスヤ眠る紗和の額に

そっと唇を寄せる。


朝日の差し込む、白く輝く

こんな幸せな朝を君と今まで何度

迎えて来ただろう。



これからもずっと

君とこうして穏やかに

過ごせたなら

他には何も望まないよ…。




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