秘密な結婚
………え。


…じいさん……?


俺が呆気に取られていると

二人が更に責め立てる。


「はよ!行け!」

「早く!


全く、パシフィールの未来は大丈夫なんですかねぇ」



追い立てられるように

俺は駆け出した。


紗和!

待って!


俺は、紗和がいないと

やっぱり駄目だ。


情けないほど

君が…好きなんだよ!





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