秘密な結婚


「じいさん、何だよ、今日は。

しかも何で青木くんがここにいるんだよ?

いつまで俺達はこんな事を続けないといけないんだよ?」


おじい様は拓真をちら、と見て

「全く、せっかちが。待たんか」

と静かにいった。



「……青木はわしの刺客じゃ。

住谷社長に頼んで置いてもらった」



は?

私と拓真は驚いて顔を見合わせた。





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