秘密な結婚


拓真と…普通の

夫婦に…なれる……。


本当?

本当に…?


夢じゃ、ないよね?



「これは、ワシからのプレゼントじゃ」


おじい様が目配せをすると

青木さんがスッと立ち上がって

両手のひらに収まるくらいの大きさの

箱を持って来た。


「………?」


拓真が恐る恐る包みを

開けて見ると……。



うわ…、綺麗………。




< 139 / 169 >

この作品をシェア

pagetop