秘密な結婚


……ガバッ!

「……!!」


その綺麗な顔が

――今度は真上から私を見下ろした。


「ち…ちょっと…、何……」


私の両手首をガッチリと掴んだまま

彼はニヤリと微笑んだ。


「…何…って。

……また、続きをするんだけど?」

………!!


「な、な、何言ってるの、

昨日から、あんなに…!」



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