reality love
第2章 e
5 rui
アタシにとって、昼休みあとの授業サボりは何気大事だった。
屋上は結構人いないし。
1人になれる時間だったから。
でも、あのとき、あんなヤツに出会わなければ・・・。
ガチャン。
「こんにちわぁ。真山さん♪」
「またいるの?」
扉を開いて待っているのは、ある1人の男子生徒。
同級生の清水蓮。
「またって、真山さんも来てるし」
無視無視無視。