こちら広報部



今すぐ写真に収めたいという衝動に駆られる。
写真に収めたら本当に雪のように写るのだろうか?
それとも、綿菓子とか金平糖とかが
降ってるように見えるのだろうか?


そんなことを考えていたうちは
途中から完璧に目的を忘れて



「サッカー部 入りませんかー?!」

「野球部員募集ーっ!!一緒に青春の汗を流そうではないかぁっ!」

「ぁっ、アニメ部 は、入りませんか…。ハァハァッ」





まわりの大きな声で我に帰った。


それどころではないのだ。







「部員1人は入れないと廃部になるんだったーーっ!!」



< 4 / 113 >

この作品をシェア

pagetop