先生IS MINE☆
顔を上げた先生は、女王バチに
「な。これが証拠だ。だからこれからは千夏に近づくんじゃねーぞ。」
なんて言い、すたすた歩いていってしまった。
「ま、待って!」
女王バチ軍団は唖然としている。
それは私ももちろん一緒。
まだぜんっぜん理解しきれてなかったから。
「せ、先生っ!」
「ゴメンな。でも・・・」
「多分これで、もう大丈夫だよ!」
「実は、俺、あの中に知り合いがいてさ。だからもう大丈夫。」
先生の言っている事は分かったけど、まだ状況が把握できていない。