私に愛をください
彼女の運命は、ある母からの

母「転校してね♪」

という、軽い一言から始まった…



そんな母の言葉に、彼女は


芽「は?」


っと、魂が抜けたような返事をしてしまった



この後、芽生の叫び声が聞こえたのは、言うまでもない


芽「え?はい?ちょっと待って、

  いきなり何言ってんのよ!!」


今は、6月の初め、芽生も高校に入ったばかりだ、


母「パパのおじさんが、どうしてもってー…」


そう言ってクビを傾げて上目ずかいで覗いてくる母に


芽生は何も言えなくなった


母の中では、決定事項として決まっているのだろう



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