危険な学校
すると真希はいきなり不機嫌になり、お兄さんの事を睨んだ。


「だから出てくんなって言ったでしょ!?さっさと中入れっつーの!!」

「うっせーなぁ。ゴメンねー?うるさくて。真希のお友達??」


真希のお兄さんが真希の言葉を遮って私に聞いた。


金髪にピアスに腰パン。


かなり怖そうな外見だけど・・・。


私に聞いてきた時、優しい笑顔で良い人そう。


外見で判断するのは良くないって事だね。


「はいっ!友達です」

「へー。仲よくしてあげてな?こいつこの通り乱暴だから。」

「・・ははっ」


真希のお兄さんは真希のことを指さした。


私も何も言えない。


だって真希お兄さんのこと話してる最中も蹴ったり叩いたり・・。凄すぎるんだもん。


「じゃー下でお茶飲もうかー?」

「あ。はい・・。」

「えー!?兄貴邪魔なんだけどッ」


真希の抵抗も無視されリビングで3人でお茶を飲むことになった。
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