危険な学校
―――ただいまベンチに座ってます。


「うぅ・・。もう無理ぃぃ・・。」

「無理なら最初から言えば良かったのに。」


そう言いながら飲み物を渡してくれた翼。


私はあまりの怖さに泣いて。


翼が飲み物を買ってきてくれたんだ。


「だってぇ・・。2人の目がキラキラしてるんだもん!!無理なんて言えなかったの!!」


泣くから怒りへ――‥‥


逆ギレだと分かってるけどもう本当怖かったんだから!!


「ごめん。」


素直に謝ってくれた翼。


怒りから喜びへ――‥‥


単純な私。
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