危険な学校
「た、拓也!?」
後ろに振り向くとそこには拓也が居た。
な、なんで??
「ど・・したの??」
「さっきの話だって。」
掴まれてた腕は離されて拓也と向き合う私。
さっきの話って言ったら――
もちろんだけどあの話だよね??
てかそれしか無いよね。
「――告白、されたよ・・」
私は間をあけて答えた。
そして私の言葉に悲しんでるような顔をしている拓也が目に映る。
でもそれも一瞬だった。
「そっか☆良かったじゃん!!おめでとー。」
拓也の言葉にすぐ言い返してしまった。
「――!!返事、してないよっっ!!」
思った以上に大声で叫んじゃった・・。