危険な学校
「はあ!?」
拓也はかなり驚いていた。
まあそりゃそうだよね??
あんなに好きって言ってたのに、
拓也の告白断ったのに、
翼の告白返事してないとかありえないもん。
てかあたしだって分からないんだもーん!!
「・・・良かった。」
「・・・え??」
拓也が小さな言葉で呟く。
「いや、なんでも無い!!じゃまた明日!!」
「拓也――!?」
拓也はくるっと方向を変えて人ごみの方へと走っていった。
ごめん、拓也。
本当は聞こえたよ??
『良かった・・。』
って言ってたの―・・