危険な学校
私は真希の方へとトボトボ歩いていった。
悲しいよ。
悲しすぎるよーー?
「・・・・ップ」
「何、今の??」
「・・いや?なんでもないよ?(笑)」
がーーん。
真希にまで馬鹿にされてるんですけど。
何。それ。
励ましぐらいしてくれたって良いじゃんよ。
「まあ宿題は大切だぞ?」
真希は意味不明な言葉を残してさっさと教室を出て行った。
「ちょっと待ってよ!!!」
慌てて走り出す私。
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夏休みの始まりと
私の恋の答えの探す方程式の始まり。