危険な学校


「もうウチ駄目・・。」

「私だってもう疲れちゃったよ・・。」



真希は力尽きたみたいで

私の部屋の床に倒れた。


一方の私はというと・・・

折角着た浴衣だから寝ることも出来なくて

とりあえず崩れないように椅子に座っていた。



これから・・かあ。

なんか、緊張してきたよー??



ってか。

今・・・何時!?



慌てて時計を確認すると・・


「やっばーーーーっ!!!」


もう、家を出なきゃいけない時間になっていた。


「真希、ごめん!ありがとー。先、行くね!!」

「おー。enjoyしてこいよー(笑)」


巾着に必要なものを投げ込んで急いで家を出た








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