危険な学校
無言で私は廊下を歩く。



その後に翼が無言で付いてきた。



心なしか私の足音がめっちゃ大きい気がする・・。


いやしょうがないよね!あんなこと勝手に決められてさ。
怒るのも当然だしっ!!



そして私は人気がない所まで来たところで止まり翼の方へと振り向いた。


「翼・・?私男の子怖いの知ってるよね・・?」

「うん。」



だったら―



なんで勝手にあんなことするのっ!?


信じられない・・。



「ああいう環境だったらそのうち慣れるだろうと思ったんだよ。ほら姫奈俺とちゃんと話せるようになったじゃん。やっぱ慣れだと思うんだよ。」

「そりゃ翼とは話せるようになったけど・・。だからって・・」


「大丈夫だって!!俺もあの部活に入ってるからさ。いざとなったら俺の近くにいれば良いんだから!」



翼部活入ってたの・・?


いつも帰ってた気が・・・・。


「まぁとにかくっ!!もう入部届けは出したから!明日からマネジャーだぞ!」


翼は小悪魔?のような笑みで私に言ってきた。



ははは・・。



私・・これからどうなんの~?!
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