危険な学校
「姫奈ちゃーん!タオル頂戴っ!!」

「姫奈ちゃーんお茶頂戴っ!!」

「姫奈ちゃーん怪我しちゃったから手当してくれる?」


「はいはいはいはいっ!!今すぐっっ!」



私はさっきから大忙し。



あれこれみんな言ってきて休む暇無し・・。


私・・なんでこんなことしてんだろ?


なんかどうでも良いことしてないか私・・?


そんな事を頭で考えながら私は必死になって手を動かした。


えーとたしか次は・・手当だっけ?



私はお茶とタオルを配り終わってから手当をしようと思った。



あれ・・?


でも誰だっけ?手当をする人・・。


聞き流してたから誰だか分かんなかったよ。


っていうか先輩の名前とか覚えてないし。



あっもう自分でやったのかな?



私はそう思って近くにあった椅子に座った。
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