危険な学校
結局・・。


翼はずっと不機嫌だし

私は無視っていうか視界に入れないようにして

今日の部活は終わった。

―夜


私はお風呂に入りながら考えていた。

ポタン・・ポタン

滴が落ちる音がするだけで何も聞こえない。



今日は・・

なんだったんだろ?


私何もしてないし

誰も翼に話してなかった。

不機嫌になる理由が分からないよ・・?


――てか何で私こんなに考えてるんだろ?

こんなに翼、翼って考えてるのおかしくない?

まるで

翼が好きみたいな・・。


ん?

今なんて考えったけ?


“翼が好きみたいな・・”


バシャンっっ!!


私は思いっきりお風呂に入ってた所から立ち上がった。


何考えてんだか。


きっとお風呂に入りすぎたんだろうな。

うん。


わたしは一人で頷いてお風呂から上がった。
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