危険な学校
次の日の学校――


もうすぐ部活の時間。


私はさっきからソワソワしっぱなし。


だってもう―――!!!


無理だよなんて言えば良いの?


隣の翼とは何も話してない。


それもなんか寂しい・・。 


ううん!!今は寂しいなんて思ってたらダメだよね。


南宮姫奈・・ファイトーー・・・


なんてそんなに張り切る事でも無いし。


ははは・・・。


チラッ


私は翼を見た。


どきっ―――


翼も私の方を見ていて一瞬でも私にとってはかなり長い時間・・目が合った。


フイッ


翼は私から目線を離した。


はは・・そうだよね。


私となんか目合いたくないよね?


なんかちょっと傷つくなぁ。


< 72 / 195 >

この作品をシェア

pagetop