危険な学校
真希に昨日拓也に告白されたって言ったら


『やっぱりねーー。気づかない姫奈がおかしいよ。ま、頑張れ。うん』


だって。


もーめっちゃ他人事だよね。


友達なんだからもうちょっと考えてくれたって良いのに。

ね?


「じゃまた明日ー。日直号令ー。」

「起立。気を付けー礼。」



あれれ?


いつのまにか終わってた・・。


どうしよもうやってきちゃったよ。


はぁぁ・・・。


ガタッ


とりあえず椅子からたってみた。

でも足を進める勇気が無いって言うか・・。


そこでずっと立ち止まってると真希がこっちに向かって来た。


「姫奈!早く行きなよ?何そこで立ち止まってるのっ!?ほーら早く行けっつーの!!」

「え、ちょっと・・!?」


真希は私の手を掴んで勝手に歩き出した。


ちょっと・・真希ーーーー!?
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