危険な学校
2人・・。


拓也のお友達も何か感じたのかどんどん帰っていって・・


本当に2人になっちゃった。


何話せば良いの??


ってか何この空気・・。


話し出す雰囲気じゃ無いって絶対!!


「話って何?」


この変な空気から拓也が最初に話してくれた。


「あのね・・?その・・」


この先から何を言えば良いのか分からなくて言葉にならない。


なかなか話し出さない私を見て拓也は笑った。


「昨日の事?分かってるよ返事は。俺断られるんでしょ?」


拓也は1人でどんどん話していった。


まるで言い聞かせるように。


まるで自分を納得させるかのように。


「翼が好きなんだろ?俺知ってて告白したから。翼に姫奈のメアド聞いて貰ったけどメールしなかったなぁ・・」


「・・・拓也ッッ!!」


大声で私は言った。


拓也が話すのを止めなくちゃ――


そう思ったから。


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