危険な学校
これ以上拓也が話していくと拓也が壊れる。


そのきっかけを作ってるのは私だけどだから止めなくちゃって思った。


「拓也・・。私――」

「止めるなよっ!何?付き合ってくれるの?翼なんか好きじゃ無い?」


拓也の顔から笑顔は無くなった・・


言葉も今までで聞いたことなんか無いような声だった。


ドンッ・・!


私は拓也に壁に押さえつけられた。


え・・・?


何何何・・???


目の前には拓也の顔が合って


どんどん近づいてきた。


これは・・もしかしてキスされるの!?


そう思ったけど・・多分違うと思った。


拓也はそんな事する人じゃない。


だってほら―――


瞳が光ってる。


涙で光ってる。


本当にギリギリの所で拓也は離れた。


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