危険な学校
はは・・


なんかさっきの真剣な私はいったい何だったんだろう?


だんだんバカらしくなってきた。


そういえば・・

さっき拓也・・翼に私のアド聞いて貰ったって言ってたっけ。

って事は私のこと嫌いじゃないんだよね・・?

多分・・・。

きっとめんどくさかっただけだよね。

はぁ良かった。


「姫奈そろそろ部活行かなきゃ。ゴメン姫奈さき行って。」

「あ・・うん?拓也ゴメンね・・。」

「だからさっきので終わったんだから!じゃ後でな。」

「うん――ありがと・・」


私は拓也に背を向け歩き出した。

ゴメン――


拓也


本当ゴメン。


後ろで拓也が泣いているのを感じながら私は部活に向かった。

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