危険な学校
私は恐る恐る得点掲示板を見上げる


6対7


………………!!


「う‥うっそぉぉ!!やったぁぁッ!!」


6対7‥私たちの学校が・・1点差で勝った。


気づけば立ち上がり子供のようにはしゃいでいた。


あんなに頑張ったもんね。


最後選手達は礼をし、退場してきた。


もちろん明るく笑いながら。


「よぉし今日は打ち上げやっかぁぁ!!」


「おぉぉぉッ!!」


盛り上がりようがいつもと断然違う。


私もつられてもっともっと笑顔になった。


「マネージャーも来るよね?打ち上げ。」

「へ?」


先輩が私に誘ってくれた。

打ち上げ私も行っても良いのかな?

そんなことを思っていると近くに居た拓也が


「頑張れたのも姫奈が練習のサポートしてくれたおかげだし行こうよ。」


うう・・。

拓也・・優しいね・・。


「うんッ行きます☆」


拓也の優しさに感動しながら行くことに決めた。
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