だけどやっぱり、好きでごめん
「∇●∞§Σд(>_<)ЮⓈⓊ⒦Ⓘ?????」




「ミチル!?声、文字化けしてるよ!!」




こ、声が文字化けってどういうこと?



「スキって何?あたし好きになんかなってない!」



「またまたぁ!キュンってしたでしょ」




「してないよ!!」

 

あたしが大きな声で言うと、美咲ちゃんは話を変えてくれた。



「そういえばさ、朝兄ちゃんが・・・」



話が変わってホッとした。頭の中は松崎先生のことばっかり考えている。




「栄南高校前ー」



アナウンスが鳴り、バスが止まった。



「降りよ」



美咲ちゃんに手をひかれ、バスから降りる。



「松崎先生、2年の担当になればいいね」




ニヤッと笑う美咲ちゃん。



そんなんじゃないって!!


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