だけどやっぱり、好きでごめん










お葬式が終わって。




火葬場であたしは静かに泣いていた。




学校の皆が、来ていた。




そしてあたしを見て、同情した顔をする。



「・・・高崎・・・ミチルちゃん」



1人の女の人があたしに声をかけた。




それは・・・




うちの学校の3年生で。




あの時、健人先輩とキスをしていた人だった。
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