だけどやっぱり、好きでごめん
ヨウは事情も知らないのに、ドアを閉めるわけにはいかない。




「入って。どうしたの?」



「え?会いたくなって」



ヨウ、かっこよくなった。



少しだけ髪色が健人先輩に似ている。







イスに座って、テーブルにはオレンジジュース。




ヨウが勝手に話してくれて楽。



適当に相槌をうつ。そしてぼんやりとヨウの髪を見る。



だんだん、健人先輩に見えてきて・・・




「ミチル?!」




あたしはヨウの髪を撫でていた。
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