だけどやっぱり、好きでごめん

終わりと始まり

「えーと、今名前を教えた奴は、放課後理科室へ。以上!」



松崎先生の言葉で、6時間目の理科が終わった。




あたしは目の前の紙を、ボーっと見つめた。




「ミチルっ!」



美咲ちゃんが走ってきて、あたしの紙を引き抜く。




「うわっ!!37点?!」




もう、点数を隠す気にもなれないや・・・
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