だけどやっぱり、好きでごめん

「先生」



「あ゛？」



「なんかピリピリしてない？」




「今日ホントなら６時に帰るはずだったんだよ」



「嘘・・・」




もう６時５０分。



「なんか約束あったの？」



「あったの？」



「あったんですか？」



「まぁな。覚えてる？俺とオマエが初めて会った日」



「ぶつかって・・・バイクに女の人が・・・」



「そう！それそれ！その女の人と出かけるハズだったの」



「それって彼女・・・？」



「そ」