だけどやっぱり、好きでごめん
彼女・・・いるんだ。




やっぱ・・・ね。




当たり前だし、わかってたけど。




ちょっと・・・辛いかな。




「ちょっ、お前ヨダレたらしてんなよ!」




松崎先生のツッコミが入る。




あたしは無視してプリントを見つめた。




「って!涙じゃねーか!」




そう。



勝手に目から、涙がこぼれていた。
< 179 / 246 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop