だけどやっぱり、好きでごめん
「じゃ、お前次の教科始まるからいきな」





先生が言った。




「はい」




そう言って立ち上がる。









4時間目が終わって




給食の時間になって、



5・6時間目も終わって、




HRになって、




放課後になって・・・





気付いた。





先生は、気付いてる。




あたしが先生を好きだということ。




そしてそれに気付いて・・・





あたしをあからさまに・・・






・・・避けてる。
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