だけどやっぱり、好きでごめん
先生はスーツを汚したのに、優しく言ってくれた。

「あと10分でつくから。安心しろ」

そして、あたしの頭を…


撫でた。


涙が出そうになるのをこらえながら、


もらった水を飲んで気持ちを落ち着かせる。


やっぱりあたしは、どうしても松崎先生が好きだ。
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