だけどやっぱり、好きでごめん

甘いかおり

目を覚ますと、保健室のベッドの中。



保健の先生はいない。



・・・誰が、はこんでくれたんだろう。

 

考えているうちにガラガラッと戸が開く音。

 


あたしは瞼を閉じた。



「高崎」

 

・・・誰?

 

松崎先生じゃないのは確か。

 

額に汗が浮かびそう。

 

誰かわからない人は(多分男)保健室をうろつき、あたしの元へとやってきた。

 

・・・誰?!な、なんで?!

 

困って目を閉じている中・・・

 

唇に・・・柔らかい感触・・・



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