だけどやっぱり、好きでごめん
目を・・・開けてしまった。




だって・・・




きっと誰かがかんちがいしたのかと思ったから。

自分の彼女かと思ったんだよ。



目を開けたら誤解はとける。



パチッ



「・・・」




絶句した。目の前にいたのは生徒会長。



同じ図書委員で、何度も顔を合わせる、あの。



「あ、起きた」



生徒会長がニッコリと笑った。
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