だけどやっぱり、好きでごめん
「は・・・?」


「は・・・?ってヒドイ!!言葉通りの意味だよ!!」



あたしは熱心に美咲ちゃんに話しかけた。



保健室に来て、生徒会長が来たこととか全部。



美咲ちゃんが黙っているから、真面目に聞いてくれてるのかと思ってた。

 

でも・・・



「なにそれ!ひどい!!」


 

美咲ちゃんはあたしが寝ていたベッドを殴りつけた。

 

ボスッ!と大きな音がした。



「え、え・・・美咲ちゃん?」



「あたし・・・あたしずっと生徒会長の事が好きだったのに!」





 



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