だけどやっぱり、好きでごめん



・・・どれくらい時間がたったんだろう。



「オイ!オイ!起きろよ!」


目を開けると・・・

 
「まままっままままっま!!!???」

 


目の前にいたのは松崎先生。



「ププ・・・ハハハッ!!お前言えてねぇ-なぁ。ま・つ・ざ・き・せ・ん・せ・いだろ?ほら、もう1回」



「ま・つ・ざ・き・せ・ん・せ・い」

 

ヤバイ。すごく・・・かっこいい。

 

セットが完璧な髪にいたずらな目。



「はいもう1回!優しくて完璧でイケメンな松崎先生!」



「・・・さっきよりながくなってますけど」
 
 


・・・あたし、いつも松崎先生といると声が固くなる。言いたいコトも、言えなくなる。
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