だけどやっぱり、好きでごめん
「行きます、あたし。授業出ます」



「おっ、そっか」



「はい」



「そう思って・・・」



松崎先生があたしのカバンをベッドに置いた。



「きっと理科に出てくれると思って、持ってきた。このまま行けるから」



「はい。頑張ります」




「偉いな」

 
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