だけどやっぱり、好きでごめん
「あっ!!!」




・・・忘れてた。本気と書いてマジで。

 




 

うちのお母さんは、超娘弱愛者。

 

あたしたちの事が大好きで、彼氏ができたら必ず家に連れてこい、って言う。



「お姉ちゃん、今の彼氏とは・・・?」


「あ~。シンジね」

 

お姉ちゃんからシンジさんの肩に手を回す。

 

積極的・・・。新しいお姉ちゃんの一面を見れた気がする。


「大変だったよね~。シンジ?」


「なっ!俺、頑張ったよねっ?!」


「いーこいーこ」

 

お姉ちゃんがシンジさんの頭を撫でた。



「ぐっ、具体的にどういったことを・・・」


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